WordPressのPHPとmariadbのバージョンアップ

WordPressのヘルスチェック画面で、「PHPの更新をおすすめします」「古いデータベースサーバー」という『おすすめ』が表示されました。パフォーマンス向上のためらしいですが、セキュリティの観点からも更新しておいたほうが良いと思います。

PHPのバージョンアップ

Qiitaの「CentOS7のPHPを5.6/7.0/7.1/7.2/7.3系にバージョンアップする」を参考にさせていただきました。

■PHPバージョンの選定

現環境ではPHP7.2を使用していました。これをバージョンアップしたいと思います。

PHPの公式サイトにはサポートされているバージョンと、アクティブサポートおよびセキュリティサポートの期間が記されています。今回は、2022年11月までサポートされているバージョン7.4を使用することにしました。

■現バージョンの削除

最初にphp.iniのバックアップを取っておきます。

$ sudo cp /etc/php.ini /etc/php-old.ini

続いて、Apacheを停止しておきます。

$ sudo systemctl stop httpd

その後、下記コマンドでphpとその関連するパッケージを削除します。

$ sudo yum remove php-*

このとき、削除するパッケージのリストが表示されます。下記は一例です。削除した後で、新しいバージョンのこれらのパッケージを再インストールします。

========================================================================================================
 Package                  Arch             Version                       Repository             Size
========================================================================================================
Removing:
 php                      x86_64           7.2.28-1.el7.remi             @remi-php72                 10 M
 php-bcmath               x86_64           7.2.28-1.el7.remi             @remi-php72                 98 k
 php-cli                  x86_64           7.2.28-1.el7.remi             @remi-php72                 15 M
 php-common               x86_64           7.2.28-1.el7.remi             @remi-php72                 12 M
 php-gd                   x86_64           7.2.28-1.el7.remi             @remi-php72                212 k
 php-json                 x86_64           7.2.28-1.el7.remi             @remi-php72                 88 k
 php-mbstring             x86_64           7.2.28-1.el7.remi             @remi-php72                2.0 M
 php-mysqlnd              x86_64           7.2.28-1.el7.remi             @remi-php72                866 k
 php-pdo                  x86_64           7.2.28-1.el7.remi             @remi-php72                386 k
 php-pear                 noarch           1:1.9.4-22.el7                @base                      2.2 M
 php-pecl-zip             x86_64           1.17.1-1.el7.remi.7.2         @remi-php72                188 k
 php-process              x86_64           7.2.28-1.el7.remi             @remi-php72                188 k
 php-xml                  x86_64           7.2.28-1.el7.remi             @remi-php72                855 k
Transaction Summary
========================================================================================================
Remove  13 Packages
■新バージョンのインストール

新バージョンインストールのために、epelとremiリポジトリをインストールしておきます。

$ sudo yum -y install epel-release
$ sudo yum install http://rpms.famillecollet.com/enterprise/remi-release-7.rpm

新バージョンをインストールします。このとき、削除したパッケージ名すべてを指定し、新バージョンがインストールされるようにします。(下記は一例です)

$ sudo yum install --disablerepo=* --enablerepo=remi,remi-php74 php php-bcmath php-cli php-common php-gd php-json php-mbstring php-mysqlnd php-pdo php-pear php-pecl-zip php-process php-xml

最後にApacheを起動します。ブラウザでWebページが正しく表示されるのを確認できれば終了です。

$ sudo systemctl start httpd

MariaDBのバージョンアップ

公式サイトのダウンロードページを開き、「MariaDB Repositories」の情報を使用して更新作業を行います。

MariaDB Repositoriesでディストリビューション、インストールするMariaDBのバージョンおよびミラーサイトを選択します。当方の環境では、CentOS 7 (x86_64)、インストールするバージョンを10.5としました。ミラーサイトに日本が無かったので、近場の台湾を選択しました。

これらの情報を入力すると、MariaDBをyumでインストールするためのリポジトリエントリーが表示されます。指示に従い、/etc/yum.repos.d/MariaDB.repoにこの内容をコピー&ペーストして保存します。

Apacheとmariadbを停止してから、上の指示に従いyumでインストールします。

$ sudo systemctl stop httpd
$ sudo systemctl stop mariadb

$ sudo yum install MariaDB-server MariaDB-client

最後に、Apacheとmariadbを起動します。ブラウザでWebページが正しく表示されるのを確認できれば終了です。

$ sudo systemctl start mariadb
$ sudo systemctl start httpd

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